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困難な問題

相続税の計算の大まかな流れ

 相続税の計算は難解です。簿記が絡まないので、普段経理などで簿記に触れている人でも難しいでしょう。大まかな流れとしては、まず相続税の課税遺産総額を計算し、相続税の総額を計算し、最後に各相続人の納付額の計算、となります。  課税遺産総額は、様々な相続財産の合計額から基礎控除額を差し引いて計算します。基礎控除額は法定相続人(法律上の相続人となる人の事で、実際に財産を相続した、放棄したかは関係ありません)の数によって決まります。  そして相続税の総額は、法定相続人が法定相続分に従って財産を相続したとみなして計算します。  こうして出した相続税の総額を、各相続人(実際に財産を相続した人)の遺産の取得割合に応じて按分します。その金額に各相続人の事情を考慮した各種加算・減産を加えて、やっと納税額が算出されます。

自分でやるのは非常に難しい

 以上のような方法で相続税は計算されます。その前に、課税遺産総額にたどり着くまでも結構難しいです。財産評価は、その物によって計算方法が随分変わります。現金や建物であればわりと簡単です。土地でも真四角であれば簡単な部類に入るでしょう。しかし、土地は真四角なものはあまりありません(真四角に見えて、実際に測定すると歪んでいたりします)し、未公開会社の株式もなかなか 厄介です。  また、ただ評価すればいいというものでもなく評価減の規定なども色々あります。今年1月に相続税が改正されましたが、土地の評価減の規定も変わりました。  このように相当の知識が必要になりますので、相続税の申告は、慣れている税理士に依頼する方が良いでしょう。